archive: Kina Yohei 喜納 洋平

archive: Kina Yohei 喜納 洋平

English

喜納 洋平

喜納洋平は東洋美術学校在学中に、高木修、中山正樹など70年代からパフォーマンスや身体論に注目して作品を作り続けたアーティストであり教育者からの実践影響を受け、2000年代には社会を斜めの視点から切り取るようなパフォーマンスを映像メディアを使い制作した。その後、絵画中心への制作へ舵を切っているが、近年でもパフォーマンスに意欲的に取り組み続けている。クリティカルな姿勢は変わらないが、正面から自己の身体に向き合うようなパフォーマンスも増えてきている。(文:北山聖子)

経歴

1979東京生まれ
2004東洋美術学校卒業
個展
2022  「I am」トキ・アートスペース、東京
2020  Portraitトキ・アートスペース、東京
2019  「意匠/絵画」トキ・アートスペース、東京
2016  「根源の行方」人形町ヴィジョンズ、東京
2013 / 2016 人形町ヴィジョンズ東京
2005 / 06 / 07 / 08 / 09 / 11 / 12 / 16 / 19 / 21 / 22  トキ・アートスペース東京
2004   ギャラリー山口、東京
グループ展
2021 「Asian Landscapes」Patrik Háblと二人展、 GALERIE KRITIKU チェコ共和国
2021    二人展 ヒラタヒロヒコと、田中現代美術研究所、神奈川
2018 「水平思考」     トキ・アートスペース、東京
2015 「引込線」 給食センター、埼玉
2014   「META PLAY (PRAHA – TOKYO)」GALERIE KRITIKU、チェコ共和国
2009   「CLOSENESS/Contemporary of Serbia」トキ・アートスペース、東京
2007   「Lollypop-Body&Consumption」ヴォイヴォディナ現代美術館、セルビア
パフォーマンス
2025    ∞展
2024 中山正樹個展 「BODY SCALE」にて
2021    行為以前#13 田中現代美術研究所、神奈川
2014    Poetry action vol.2Cafe FLYING TEAPOT、東京
2012    Poetry action vol.1Cafe FLYING TEAPOT、東京
受賞歴
第26回 ホルベイン スカラシップ 奨学生

喜納洋平 Website

Instagram

 

title:  6 months
date: 2007年
location: 有楽町線車内、文京区のジム
exhibitiont: 「Lollypop-Body&Consumption」ヴォイヴォディナ現代美術館、セルビアとトキアートスペースの2箇所にて展示。トキアートスペースでは3つの連続モニターを使用
edited by: 喜納洋平
著作権の関係上、こちらで見せている動画の音楽はオリジナル作品と違います。

title: BLEACH
date: 2007年
location: 東京駅
exhibition: 喜納洋平個展、トキアートスペース、にてロッカー型の立体にあてはめたモニターで動画を展示
edited by:喜納洋平

title: Reverse
date: 2008年
location: 池袋、東京駅周辺
exhibition: 喜納洋平個展、トキアートスペースにて動画を展示
edited by:喜納洋平

title: TODAY 1
date: 2009年
location: 池袋
exhibition: CLOSENESS/Contemporary of Serbiaトキアートスペース、にて動画を展示
edited by:喜納洋平

title: TODAY 2
date: 2009年
location: 池袋
exhibition: CLOSENESS/Contemporary of Serbiaトキアートスペース、にて動画を展示
edited by:喜納洋平

title: 境界
date: 2024年12月14日
venue: トキアートスペース
project: 中山正樹個展 「BODY SCALE」にてパフォーマンス
camera & edited by:  北山聖子

title: 美術館に触れながら一周する
date: 2025年7月19日
location: 目黒区美術館
project: ∞展にてパフォーマンス
camera by:北山聖子
edited by:  喜納洋平・北山聖子

初期のパフォーマンス的な仕事

Triangle 2001

Line/time/distance 2005
飛行機に乗りながら線を描く。一本の引かれた線に紙の上の運動と時間と描いた場所、自分の体の移動と時間と場所の移動が交錯する。

demarcation   2005   
この作品の以前は、東京、沖縄などの米軍基地のフェンスのこちら側と向こう側に赤い毛糸を通して丸を描く作品を展開していた。この作品は鏡という素材に、現実と虚構を行き来する用に毛糸を渡し、自分の背後にある国会議事堂を写している。

plane   2001

untitled   2004