ipmia event 4 : 山岡さ希子へのインタビュー Interview with Sakiko YAMAOKA

ipmia event 4 : 山岡さ希子へのインタビュー Interview with Sakiko YAMAOKA

企画 : IPAMIA 山岡さ希子 + 宮川緑 

2018年6月23日(土)18:00~21:00

@カフェ・ラバンデリア

入場料 :ワンドリンク(以上)オーダー制・ドネーション箱あり
車椅子入場可

IPAMIA とは日本ではあまり紹介されることのなかったパフォーマンスアート の記録 アーカイヴである。「Long Breathes」とはアーカイブの中から毎回 テーマごとに 紹介・解説するイベントで、今回はその 4 回目にあたる。 今回から芸大博士過程に席をおき、日本の女性のアーティストの研究を行なっている宮川緑が企画に参加。そもそものアーカイブについて、そして、 そもそも「日本の女性アーティスト」である山岡にインタビューする。アーカ イブづくりを始めて感じたこと、実際にやってみて浮上した課題なども伺う。

INDEPENDENT PERFORMANCE ARTISTS’ MOVING IMAGES ARCHIVE FILM SCREENING AND TALK
Long Breathes vol.4
Women Artists from PerformanceArt: No.2
An Interview With Sakiko Yamaoka – About her works and the IPAMIA Archive-
Date: Sat.23th June 2018 6pm~9pm
Place: Café Lavandería Shinjuku 2 cho-me,
12-9, Koyosha Bld. 1F
Organizer: Sakiko Yamaoka (IPAMIA) and Midori Miyakawa

1部 18:00~19:40
1990年代
「谷中会議」「東京竜巻プロジェクト」を中心に。 ランドアートの影響、土地と身体
2000年代
芸大イベント企画「Blessing Brerathes」、「Garden」、
E.P.I Zentrum(ケルン)に3ヶ月滞在→Art of Begegnugの企画 (日独の交流)
「Drill」(身体と体制との関係)、「We are Elegant」(21世紀へ)
パブリックスペースでのパフォーマンス
場所のコンテキストへの興味、空間のすきま
「Missing in Yokohama」、「Best Space to Sleep」など、ディスロケイトに参加

休憩 5分

2部 19:45〜21:00
2010年代
「パフォーマンスアート・シャトー・マルゴー」の企画 2010~2011
「Left to us」集団行動のイメージや体験について
東京での活動を探る→アーティストの自由のニュアンスの変化
「ある時間あるところにいる」というアクション シンプルな行為への関心
「Sculpture of Eye Contacts」映像作品を作る、「見る」という行為
「More Desire」場をつくりつつ 「流動性の法則」見る行為、でDurationの経験

宮川からの質問(予定) 場の違いから来る観客の反応の違い、ゲリラ系パフォについて
映像との関係、アニミストとは、「小さくて、いらだたしく、しぶとい」?
女性の環境、日本と海外の違い、フェスティバルと言う方法
 アーカイブについて、など


観客との質疑応答

山岡さ希子 略歴
1961年12月生まれ。1984年武蔵野美術大学油絵学科卒。しばらく博物館の学芸員として働く。絵画展なども。1991年パフォーマンスアートを始める。1997年から毎年欧米のアートフェスに参加。22カ国を訪れる。非社会(反社会ではない)的場所、空間やその想像のリアリティを、身体や時間を使って紹介する。パブリックスペースでの作品が多かった。2016年からパフォーマンスアートの映像アーカイブを始める。